2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
私たちは自分で考えているようにみえても、テレビや本などで他人が言っていることを基に考えているにすぎないことが多いでしょう。特に直接は知らない事柄で知識や情報によって知るしかない社会的なことや政治的な事柄になると、アリエッティじゃないけど、…
初期ノートを書いている若い吉本にとって忘却は美しい獲取と感じられるかもしれないけど、老いぼれてきて物忘れがひどくなってくるとあんまり美しいとは思えないですね。とはいえ脳の老化による物忘れと、無意識に送り込んでいく忘却には違いがあるのでしょ…
人間関係で心が乱れるようなとき、吉本はビル街などを歩くと落ち着くということですね。こういう好みをもっと緊張度を高めた表現で書いたものが「固有時との対話」という詩のなかにあります。ちょっと引用してみましょう。 建築は風が立ったとき動揺するよう…
これはちょっとお手上げですね。よくわかりません。剰余価値というのはマルクス経済学の概念で要するに労働者が自分の労働の価値として給料をもらうわけだけど、その給料として払われる価値以上の価値を労働によって作り出す、その余った分の価値だから剰余…