2012-06-23から1日間の記事一覧
言葉使いが難しいですが、批評家が批評をするときにその判断力は批評家自身の宿命によて行使されると言っていると思います。また批評家は批評をするときに、対象である作家の宿命を作品のなかから取り出す。それが批評だということになります。これは小林秀…
倫理、つまり何が正しくて何が正しくないとか、これは善でこれは悪とか、そういう区分は文学という立場のなかでは、そして文学である批評のなかで溶けていくというか不分明になっていく。それはなぜか。それはたぶん倫理というものが宿命という概念を超える…