2010-12-25から1日間の記事一覧

批評家は批評についてたつたひとつのことを言ふことが出来るのみである。即ち、ここに自らの宿命によつて構築された作者の像があると……。(〈批評の原則についての註〉)

作者は自分の内面を作品に表現する。その表現は自由に行われるわけです。自由に自分が作りたいものを作るわけですが、ほんとうに自由かといえばそうとはいえないわけで、村上春樹の作品は村上春樹の作品になるし、村上龍の作品は村上龍の作品になります。つ…

あらゆる思考はそれが感性に依存する部分をもつ限り、瞬間的に生起し、瞬間的に消去する。(断想Ⅶ)

そうかこっちの解説もあったんだ。はやまって挨拶をしちまったい(*^-'*)> この文章はつまり感性というのはころころ変わるからですよね。思考というのは脳が行うものでしょうが、脳の思考という出力に対して入力として影響を与えるものを考えると、身体の表層…